top of page
Tethya aurantium(ユズダマカイメン)
Tethyidae
骨格構造
採集地:戎崎:大阪府
採集年月日:2015.06.06
採集水深: 潮間帯
(横断面:Ectosome, 表層; Choanosome,内層; Euaster,鋭端球星体; Tylastar,鈍端星体)
骨 片
大小二種類の針状体(Style)
内層の針状体長さの度数分布
鋭端球星体(Euaster)(右)と
鈍端星体(Tylaster)(左)
小型針状体(Small style)
主な文献
Hoshino, T. (1981) Shallow-water demosponges of Western Japan II. J. Sci.
Hiroshima Univ.. Ser. B, Div. I, 29: 207-289.
谷田・星野 (1989)相模湾産尋常海綿類.生物学御研究所 (和文):166pp.
(表層付近の鈍端星体)
メモ
球状のカイメンで、頂端部に出水口を開く
短い柄のある芽球が体全体に分布している
・表層:500μmほどの厚さがあり鈍端星体が密に分布する
・内層:針状体の束が放射状に配列し、束の間に鋭端球星体と
鈍端星体の分布が見られる
針状体は鋭端部が表層から突き出ている
・骨片
針状体(大):820.0 - 1225.0 (1057.2 ± 108.2) × 7.5 -
22.5 µm
針状体(小):262.5 - 780.0 (507.5 ± 122.3)×2.5 -
10.0 µm
鋭端球星体:25.0 - 72.5 (52.3 ± 11.4) µm
鈍端星体:10.0 - 15.0 (13.9± 1.3) µm
bottom of page