Rhabdoderemia sp.

Rhabderemia sp.
Rhabderemiidae

採集地：和賀江島、神奈川県

採集年月日：2019.05.20

採集水深：潮間帯

骨格構造

横断面

横断面拡大－内層の一次繊維をみる

横断面－表層付近に多量の

微小骨片Spirosigma(矢印）がみられる

基層にあるHymedesmoid構造（矢印）

骨　片

大小のRhabdostyle

微小針状体（黄矢印）とSpirosigma（赤矢印）

骨片の大きさの度数分布図

メモ

表面は皺状になり、不規則に波打つ

骨片束が飛び出して細かい棘状を呈する

・表層：Rhabdostyleの束が表面から

　　　　飛び出し、表面層には多くの

　　　　微小骨片spirosigmaが配列する

・内層：基層から表層に向かって

　　　　Rhabdostyleの束が延び、一次

　　　　繊維を構成する　その束を不規

　　　　則に別のRhabdostyleが結ぶ

　　　　基層には単一ないし数条の骨片

　　　　からなるHymedesmoid構造が

　　　　ある

多くの微小針状体とSpirosigma

　　　　が一次繊維の間に配列する

・骨片

Rhabdostyle（大）：155.0-265.0

　　(208.4±28.4) ×5.0–9.0 (6.7±1.2) µm Rhabdostyle（小）：112.0-175.0

　　(165.7±19.4) ×2.5–3.0 (2.6±0.2) µm

　微小針状体：35.0-45.0 (40.3±2.7)

　　×1.3µm

　Spirosigma: 7.5-11.3 (9.7±0.8)

µm