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Mycale (Carmia) nullarosette
Mycalidae
骨格構造
採集地:淡輪:大阪府
採集年月日:2018.07.26
採集水深: 潮下帯
(表層平面)
骨 片
準留針状体(Subtylostyle)
準留針状体(Subtylostyle)(棒状の骨片)と
異爪状体(Anithochela)(矢印と右上)
シグマ体(Sigma)(矢印)
骨片の大きさの度数分布図
骨片の大きさの度数分布図
骨片の大きさの度数分布図
メモ
体表から多くの束になった骨片が1~4 mmの高さで突出し棘状を呈する
・表層:準留針状体が束ないし単独で不規則に配列し、そ
の間に多くの異爪状体がある
・内層:不規則に分枝して表層へ走る準留針状体の束(一
次繊維)とそれらを結ぶ二次繊維の束の間に単独
で不規則に配列する準留針状体と多くの異爪状
体、シグマ体がある
異爪状体花紋状に配列することはなく、種小名
nullarosetteの由来となる
・骨片
準留針状体:255.0 - 285.0 (269.8 ± 8.1) X 5.0 -
10.0 (6.5 ± 1.3) μm
異爪状体:12.5 - 37.5 (20.9 ± 5.8) μm
シグマ体:15.0 - 32.5 (22.8 ± 3.8)
(内層横断面)
(写真提供:柏尾翔氏)
(拡大写真)
(内層横断面)
(表層での異爪状体の配置)
主な文献
Hoshino, T. (1981) Shallow-water demosponges of Western Japan I. J. Sci. Hiroshima
Univ.. Ser. B, Div. I, 29: 47-205.
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