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Haliclona takaharui
Chalinidae
骨格構造
採集地:豊国崎:大阪府
採集年月日:2020.06.21
採集水深:潮間帯
骨 片
大桿状体(Large oxea)
小桿状体(Small oxea)
骨片の大きさの度数分布図
メモ
濃い紫色をした柔らかなカイメンで出水孔が不規則に配列する
・表層:表層骨格はないが一次繊維が飛び出
しけば立つ
・内層:二列ないし数列並んだ骨片からなる一
次繊維が基層から表層にかけてほぼ
垂直に走る 一次繊維は不規則な網
目状に並んだ骨片で結ばれる
・骨片
大小二種類の桿状体からなる
大桿状体:125.0–152.5 (136.2.1±5.7) ×5.0
– 8.8(6.9±0.8) µm
小桿状体:85.0–140.0 (114.1±13.8) ×2.5 – 3.8(3.3±0.0) µm
備考:
本種はHoshino (1981) でHaliclona violaとして新種記載されたが、この種名はすでにLaubenfels(1954)によって記載された種に用いられており、同名異種となった結果、新たな種名H. takaharuiがあてられることになった(Van Soest et al. 2020参照)
主な文献
Hoshino, T. (1981) Shallow-water demosponges of Western Japan I. J. Sci. Hiroshima Univ.. Ser. B, Div. I, 29: 47-205.
Van Soest, R. W. M., Hooper, J. N. A. and P. J. Butler (2020) Every sponge its own name: removing Porifera homonyms. Zootaxa, 4745 (1): 1-93.
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