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Clathria (Microciona) sp.
Microcionidae
骨格構造
横断面
採集地：長崎海岸：大阪府
採集年月日：2014.05.17
採集水深 ：潮間帯
Hymedesmioid構造 （矢印）
骨 片
準留針状体（Tylosubstyle）
有棘針状体（Acanthostyle）
等爪状体
骨片の大きさの度数分布図
骨片の大きさの度数分布図
骨片の大きさの度数分布図
準留針状体（細いタイプ）
湾曲体（Toxa）
骨片の大きさの度数分布図
骨片の大きさの度数分布図
メモ
・極めて薄いカイメン 500μm～900μmの厚さで基質表面を覆う
・表層：細い準留針状体が切線方向に配列
・内層：羽状に突出する準留針状体を伴う同じ針状体の束が基層から
表層へ向かう
湾曲体と等爪状体は表層直下に多数散在
基層では有棘針状体が単独で立ち上がり
Hymedesmioid構造と呼ばれる構造を形成する
・骨片
準留針状体（大）：450 - 590 (505.0 ± 36.9) X 13 - 20 μm
準留針状体（小）：135 - 440 (240.5 ± 65.9) X 5 - 20 μm
準留針状体（細）：165 - 355 (256.8 ± 42.3) X 1 - 7 μm
有棘針状体：90 - 125 (104.5 ± 8.7) X 5 - 10 μm
湾曲体（大）：35.0 - 67.5 (46.6 ± 7.0) μm
湾曲体（小）：22.5 - 32.5 (27.8 ± 2.8) μm
等爪状体：12.5 - 20.0 (17.7 ± 1.7) μm
主な文献
Hooper, J. N. A. (2002) Family Microcionidae. In Systema Porifera. Guide to the classification of sponges. Hooper, J. N. A. and Van Soest, R. W. M.
(eds.). Kluwer Academic/ Plenum Publishers: New York etc.: 432-468.
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